【後悔】土地家屋調査士として、若いうちに勉強しておけば良かったこと3つ

20代のときにこれを勉強しておけば、今頃もっと成功できたと思うんですよね。

どーも(^^)
開業19年、土地家屋調査士、杉山です。

土地家屋調査士として、若いうちに勉強しておけば良かったこと3つ
お話します。

・お金の勉強
・スピーチの勉強
・人生の指針になることの勉強

ということでお話をいたします。

これから開業する人、土地家屋調査士を目指している人、経営者には役立つ情報です。
ぜひ最後までご覧ください。

1つ目は、お金の勉強

事業を行う上では、お金に対する考え方というのが大切だと思っています。
成功するためには、まずはお金に対するネガティブな感情をなくすことです。

請求するときには遠慮しないでスパッと請求する。
そして支払いのときには、喜んで行ってらっしゃい!という気持ちでお支払いをする。

お金に関するネガティブとして
・お金を儲けることに罪悪感を感じる
・お金を稼ぐ人はズルいことをしている
・お金を稼ぐ人の悪口を言ってしまう

親からの影響が大きくて、このようなバイアスを持っている人が多いと言われています。
私も実は開業当初は、この仕事でこんなに請求していいのかという感じでした。

ちょっとした相談業務であったり、調査業務、あるいは土地の分割計画について、
無料で行っていることもありました。

今は、サービス業務というのは、ほとんど行わずに請求させて頂いております。
こちらとしては、知識と技術、時間をお客様に提供しているわけですから、
遠慮をしないで、請求させて頂いております。

遠慮しないで請求することで、
お客様の相手の時間を奪った罪悪感もなくなります。
こちらも、これだけしてあげたのにという嫌な気持ちにならなくて済みます。
または相手の時間を奪うだけのTAKER(くれくれタコラみたいな人)を排除できる。

ということになります。

請求するタイミングを逃さないということも大切です。
不動産の売買に絡んで仕事をする場合に、売買代金の決済という場面があるんですけど、
その場が土地家屋調査士の報酬を徴収しやすい場面になります。
ところが業務の完了が代金決済後になることもあります。
代金決済をして所有権移転が終わったあとに、地目変更とか滅失登記を申請することがあります。

そういう時でも、「売買の決済時に一緒に振り込んでもらう段取りでいいですか」と遠慮しないで言ってみる。
報酬は業務が完了した後だと言われることもありますが、
遠慮しないで言ってみるということです。

また相手方の都合で、業務が保留(ストップ)することがあります。
例えば、土地の分筆をするときに分筆のラインが決まらないなどで保留状態になります。

そうした場合にもズルズルやらないで、スパッと請求する。
その場合には、報酬の全額あるいは、それまでのかかった全体の報酬額の一部を請求させていただく、
依頼者に説明をした上で請求することになります。

支払いも請求も喜んでスパッと行う
これが成功の秘訣だと思います。

2つ目は、スピーチの勉強
本当に話をするのが苦手で、話をするというのはある種、才能だと思ってました。
ところがこれが違うんですね。

話をするというのは、ほとんど技術です。

突然、あいさつしてくれという場合には、瞬発力が要求されますので、ある種才能も必要ですけど、
こうしたYouTubeみたいに、あらかじめ原稿を用意する場合には、ほぼほぼ技術だけで対応できます。
スピーチの技術というのは沢山あるんですけど、一つだけ紹介します。
3点タイプというのがあります。
3点タイプは単純ですごい効果のある方法です。

〇〇について3つのポイントをお話します。といって
1つ目○○、2つ目〇〇、3つ目〇〇といって、
最後にまとめるというパターンです。

3つのポイントを話します。と言うと、聴き手は3つ聴く準備をします。
なので、ただ思うままに話すのではなくて3点にまとめることで、伝わる話になります。

それでは、やってみましょう。

コンクリートの境界標を入れるときの3つのポイント話します。
1つ目は、垂直に入れる
少しでも、斜めになっていると格好悪いです。
また斜めだと入れたあとで斜めになったのか、
最初から斜めなのか判断しづらいということもあります。

2つ目は、十字の向きを境界線に合わせる
十字の向きが境界線とあっていないと、
後からブロック塀をしたときに非常に格好悪いです。

3つ目は、永久にその位置から動かないように設置する
その位置によっては、車が踏むことも考慮して、モルタルなどでしっかり根固めします。

コンクリートの境界標を設置するポイントは
垂直に入れる
十字の向きを境界線に合わせる
永久にその位置から動かないように設置するのがポイントです。

こんな感じにまとめると
簡単に伝わる話ができるということになります。

これはスピーチのたくさんある技術の一つです。
このように私みたいに話下手な人間でも、技術を学べばそれなりの話はできるようになります。

もっと早くスピーチの勉強しておけばよかったなと思います。

3つ目は、人生の指針になることの勉強

私の人生の指針と言えば

スティーブンRコビー博士「7つの習慣」
それと経営者団体「倫理法人会」の学びです。
これは人によって、心理学でも、宗教でも、哲学でも良いと思います。

自分にあったものをある程度、深く学ぶことで、進む方向を間違えなくて済みます。

信号が赤で、周囲に車が一台もない。誰も見ていない。
この状況で赤信号を待てるかどうかということになります。

待てる人、待てないで渡る人といると思います。
しかし、こうした所作というのは、あらゆる場面で出てきます。

どんな場面でもルールを守る人か、あるいはやったもん勝ちみたいな考えは、
表情や、言葉、行動に現れます。

そして似たような考えの人が周りに集まるようになります。

ルールを守る人の周りには、そういう人が集まって、
やったもん勝ちの考えの人の周りにはそういう人が集まる。

スタッフも、協力業者さんも、お客様も、似たような考えの人が集まります。
「うんこにはハエがたかり、きれいな花には蝶が舞います。」

あとは、お客様が金額を間違えて10万円多く振り込んで来たという場合にはどうでしょうか。
こうしたことは、よくあります。

平常時であれば、みなさんお客様に連絡をして「振込金額が多いです。」と言って、
返金すると思います。

これが運営が厳しくて、家賃が払えない。スタッフの給料が払えない。生活費が払えない。
という状況でも人として間違えのない行動ができるかです。

人生の指針になることを深く学ぶことで、間違えのない行動をとることができます。

以上、若いうちに勉強すれば良かったこと3つお話しました。

1つ目は、お金の勉強
2つ目は、スピーチの勉強
3つ目は、人生の指針になることの勉強

参考にしていただければ幸いです。