陰キャ、コミ症、土地家屋調査士ですけど?

陰キャ、コミュ症、土地家屋調査士

陰キャ、コミュ症、土地家屋調査士

私は、陰キャ、コミュ症、土地家屋調査士です。

 

よく、土地家屋調査士で成功するためには、コミュニケーション能力が必要であるという話を聞きます。

それは本当でしょうか?

もちろん、話し上手、聞き上手、明るい性格の人が、有利であることは間違いありません。

しかしながら、実際に土地家屋調査士として成功している人、残念ながら成功とは言えない人を見てみると正確が明るい暗い、コミュニケーション能力とは必ずしも相関していないのではないかと思います。

 

今回の動画を見ていただければ、なぜコミュニケーション能力が高くてもうまく行かない人がいるのか。

陰キャ、コミュ症の人がどうすれば成功するのかがわかります。

ぜひ、最後までご覧ください。

 

それでは今回のトピックです。

1.コミュニケーション能力が高い人が成功するって本当?

2.面倒くさい人にならない

3.自覚症状のないコミ障

4.相手は起こることを想像している

5.陰キャ、コミ症が土地家屋調査士として成功する方法

 

 

1.コミュニケーション能力が高い人が成功するって本当?

 

犬の散歩をしていて、前から知っている人が来ると気づかないふりをしてすぐに横道にそれる。

 

飲み会に行くと、隅っこのほうで冷めたポテトフライを食べている。

盛り上がっている中、作り笑顔でなんとかやり過ごす。

「あれ、いたの?」なんて言われるくらい存在感がない。

 

私は、陰キャ、コミュ症、土地家屋調査士です。

しかしながら、集客にはそれほど困ったことはありません。

土地家屋調査士として成功者とは言えないが、生活するにはそれほど困らない平均的な土地家屋調査士だと思っています。

 

一方で、元々は不動産の営業から土地家屋調査士に転身する人は多いのです。

当然、営業職ですから、朗らかでコミュニケーション能力が高い人が多いでしょう。

ところが、元々営業職の人が土地家屋調査士として成功するかというと決してそうではないと思います。

むしろ、成功をするかしないかと営業経験は、ほとんど相関していないのではないかと思うくらいです。

 

私の知り合いで、元々大手ハウスメーカーの営業出身の人がいます。もちろん聞き上手、話が上手な人でしたが残念ながら土地家屋調査士を廃業しています。

その営業出身の人は、いちいち言葉の端々にトゲがある。正直、あまり関わりたくはない人でした。会社の中では、うまく立ち回っていても自営業としては難しかったのでしょう。

 

私が思うには、明るい性格でコミュニケーション能力が高いことで有利にはなる。しかし成功するかしないかを決定するものではなく、他の要素のほうが重要だと言えるでしょう。

 

2.面倒くさい人にならない

成功するパターンというのは、人によって違うし、時代によっても変わります。

そのため、成功者の真似をしても、成功するとは限らないというのが一般的な意見です。

 

しかし、失敗するパターンというのは、ほぼ全員に共通します。

失敗するパターンを一言で言うと「面倒くさい人」なのです。

「面倒くさい人」のパターンは沢山あります。

・自分のことを棚に上げて正論ばかり言ってくる人。

・急に怒り出す。普通の人はスルーしてしまうような内容で激しく怒る。

・結論を先送りにする。「いったん持ち帰って検討します。」

・いちいち言うことにトゲがある。

・連絡のラリーが多いというのもあります。

・自慢話し、人の悪口。

・自分の成功体験を押し付けてくる。

 

などなど、「面倒くさい人」というのを挙げれば切りがないでしょう。

というか、世の中にいるほとんどの人は「面倒くさい人」なのです。

会社や組織の中に属していれば、「面倒くさい人」でも何とか周りが調和をしながらお付き合いしていきます。

ただし、土地家屋調査士のような個人事業主ともなれば「面倒くさい人」は、敬遠されるだけです。あるいは、同じような「面倒くさい人」同士で集まってグループを作って行くことになります。

 

しかしながら、「面倒くさい人」にならないことも重要なのですが、「便利な人」になるのも問題があります。

この人に頼めば、何でもハイハイ聞いてくれる「便利な人」になってしまっては、依頼者との健全な関係とは言えません。

 

出来ないものは出来ないと言う。主張すべきところはしっかり主張する。

ただし、「面倒くさい人」にはならない。

 

「便利な人」でもなく「面倒くさい人」でもないバランス感覚が必要だと言えるでしょう。

 

 

3.自覚症状のないコミュ障

自覚症状のないコミュ症の人というのは、日本に3000万人くらいはいると思います。

実は、一番救いようがないというか、どうにもならないのが自覚症状のないコミュ障です。

 

自覚しているコミュ障の人は、自分で本を読んだり、YouTubeを見たり、セミナーに参加したりと勉強することもあるでしょう。

また、実際に人とコミュニケーションを取るときにも、注意を払いながら接すると思います。

 

一方で、自覚症状のないコミュ症の人は、自分では話すのが上手いとさえ思っている人もいるくらいで改善しようという意識はまるでありません。

例えば、堂々と話しているけど話があっち行ったりこっち行ったりで、結局何が言いたいのかわからない人。人の話を聞かずに一方的に話し続ける人。

 

だいぶ前の話ですが、境界の問題で隣接地主の人と年配の土地家屋調査士の人と私で話し合いをすることになったのです。

話し合いの中で、年配の土地家屋調査士の人が問題となっている内容とは直接関係のない「筆界と所有権界」の話を始めたのです。問題とは直接関係のない話が長い長い。

1回目は我慢をして聞いたのですが、2回目以降は「〇〇さん(地主)の意見も聞きたいのですがどう思われますか?」と話を振ってもまた年配の調査士が話し出す。

年配の調査士に対して「限らた時間で話してますので話を抑えていただけますか」といったことを5回位は言いました。

結局、1時間位の話し合いの8割位を年配の調査士が「問題解決とは関係のない話」をすることになり、折角の話し合いの時間を台無しにされてしまいました。

最後に年配の調査士が「私は話すのが得意で、つい話しすぎちゃった」と言い出し、私は椅子からひっくり返りそうになりました。

この年配の調査士は「話すのが得意」だと思っているのか。

 

自覚のないコミュ障というのは、社会の害悪です。

コミュ障だけど土地家屋調査士ができるかと悩んでいる人は、自覚して改善の努力をするので自覚のないコミュ障よりも1000倍くらいはマシと言えるでしょう。

 

 

 

 

4.相手は起こることを想像している

依頼をしようと検討している人、隣りの土地の所有者さん等、関係する人は、この土地家屋調査士と関わってどうなるか無意識にでも想像しているということです。

・報告、連絡、相談はきちんとしてくれるだろうか。

・想定外のトラブルが起きても、最後までやりきってくれるのか。

・隣地や周囲の人を怒らせたりしないだろうか。

など、様々なことを想像してこの土地家屋調査士との関わり方を判断しているわけです。

 

考えているのは、土地家屋調査士の真面目さ、誠実さ、責任感の強さと言ったところで実はコミュニケーション能力とは直接は関係がないのです。

 

そのためにコミュニケーション能力の高い営業職の人が、土地家屋調査士に転身をしても必ずうまく行くとは限らないのでしょう。

土地家屋調査士として成功することとコミュニケーション能力とでは、それほど相関性はないということになります。

 

5.陰キャ、コミ症が土地家屋調査士として成功する方法

 

①    説明や受け答えの大抵はパターン化できる

土地家屋調査士の仕事は、土地の境界線の測量と土地建物の表示(現況)を法務局に登記することです。極めて専門的な業務です。

 

そのために依頼者や近隣の人への説明は、おおよそ同じことの説明がほとんどです。

大きく分けると、業務内容の説明、必要書類の説明、業務完了までのスケジュール、お支払いのタイミングなどが挙げられるでしょう。

 

境界立会についても、隣地の所有者から言われることもある程度パターンがあります。

「私が持っている図面とあなたの測量では数値が違います。」

「この境界標は、私が知らない時に入れたもので境界ではありません。」

「私のブロックが越境しているが、壊さなければいけないの?」

 

などです。最初は受け答えにドギマギするかも知れません。

しかし、こう言われたらこう返すというパターンが出来てしまえばそれほど焦ることもないでしょう。

 

例えば、「私が持っている図面とあなたの測量では数値が違います。」と言われることがあります。

まずは、相手を肯定、共感する言葉を言います。

「確かに、お持ちの図面と1cm違います。気になりますよね。」

 

その後は、状況に応じて説明をしていきます。

「建築の設計図面の場合は、塀などの現況で測量をして境界立会までしていないことが多いのです。建物を建築した時に境界立会をした記憶はありますか?」

あるいは、図面が古い場合には「図面を作成した昭和50年くらいの測量ですと、巻き尺を使ったテープ測量でいたので、今の光波(光線で距離を測る)手法とでは、測量の精度が違います。」と言った説明もできるでしょう。

 

受け答えのパターンを沢山持っていれば、それほど焦ることもありません。

 

また、難しい人を相手にするときには、ある程度のシミュレーションはします。

まず考えるのは、相手が判子を押せない理由はなんだろう?どうしたら判子を押せない理由を取り除けるだろうか?相手の本当の願いはなんだろうか?

 

例えば、昔あいつに酷い目に合わされた。だから協力したくないということもあります。

それであれば「今回、測量を完成させて売却できれば、関わることはなくなります」と言ったように、相手の本当の願いに合う話をすることも出来ます。

 

説明や受け答えは、土地家屋調査士のような狭い分野の専門職では、パターン化と事前に準備することでほとんど対応は出来ます。

 

 

②    ありのままの自分でいい

人には、好みがあって好き嫌いがあるということです。

例えば、ラーメンが好きな人もいるし、ラーメンみたいな健康に悪いものは絶対に食べないという人もいます。

カレーが好き、お寿司が好き、とんかつが好きと人それぞれ違います。

同じように人にも好き嫌いがあります。ありのままの自分を受け入れてくれる人を探せば良いということでしょう。

 

例えば、この人が一人いるだけで場が明るくなる。この人の周りにはいつも人が集まってくる。芸能人で言えば「さんま」さんみたいな人。

そういう明るい人に、会うと凄いな、自分も明るくなれたらいいと思うことはあります。

当然、明るい人は、人やお金に恵まれて人生成功モードでしょう。

しかし、凄いなと思いながらも、私の場合は「こんなに明るい人といると少し疲れるな」とも思います。もう少し、大人しい人のほうが落ち着きます。

 

つまり、どんな人であろうと万人に好かれることは絶対にありません。

 

もともと私のような陰キャが、明るくなろうとしても無理があります。

 

しかし、できる努力はしたほうが良いとは思います。

例えば、無表情でいると本人はその気がなくても他の人は怒っていると思うでしょう。

機嫌が悪そうと思って人が近寄ってきません。

意識的に口角を上げて笑顔を作るくらいは、私のような陰キャでも出来ます。

 

人とのコミュニケーションについても、本やYouTubeで勉強をすれば、今まで30点だったのが60点くらいにはできるでしょう。

 

アメリカの神学者、ラインホールド・ニーバーの祈りの言葉です。

「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」

 

つまり、変えられるところまでは努力をしましょう。

変えられない部分は受け入れて、自分と合う人と仕事をしていけば良いのではと思います。

 

 

それでは、まとめです。

  • コミュニケーション能力が高い人が成功するって本当?

コミュニケーション能力よりも、真面目さ、誠実さといった内面的なことのほうが大切です。

  • 面倒くさい人にならない

面倒くさい人でもない、便利な人でもないバランスが大事です。

  • 自覚症状のないコミュ障

自覚してないコミュ障は社会の害悪であり、自覚しているコミュ障は1000倍くらいマシです。

  • 相手は起こることを想像している

想定外のことが起こっても、最後まで仕事をやりきってくれかといったことを想定している。

・陰キャ、コミ症が土地家屋調査士として成功する方法

土地家屋調査士は、専門的な分野だけにコミュニケーションはパターン化できる。

ありのままの自分で、合う人と仕事をすれば良い。