士業は商人?それとも武士?土地家屋調査士はいくら頑張っても金持ちにはなれない!

士業は商人?それとも武士なのか?
SNSで話題になっているようです。
士業というのは、公共性の高い仕事です。
それぞれ法律で定められた士業の使命があり、それを全うする職責があります。
よって士業は、商人ではなく武士(サムライ)
士業でお金儲けのことばかり考えているようではおしまいデス!

本当にそうでしょうか?答えはNOです。
もちろん、それぞれの士業は、法律を遵守して、定められた職責を全うしなければなりません。
とは言っても、ビジネスとして成功させなければ、事務所を存続させれることはできないわけです。
今回の動画を見ていただければ、士業として職責を全うして、なおかつビジネスを成功させるマインドを持つことできます。
ぜひ最後までご覧ください。

 

武士は食わねど高楊枝
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。
私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素である。
士業は武士と同様に清貧でなくてはならない。

そんなふうに思ってませんか。
いやいやいや。
士業は儲けていいんです。
成功していいんです。
お金持ちになっていんです。

それが、
事務所で働くスタッフ、自分の家族、その業界のためになるんです。
成功するためには、士業は、武士(サムライ)の心を持ちながら、商人の心も持つ。
そういうことだと思います。

土地家屋調査士の使命は、
土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家として、
不動産に関する権利の明確化に寄与し、もって国民生活の安定と向上に資することを使命とする。

もちろん使命感をもって仕事をすることは必須です。
そして同時にビジネスとして成功させることも必須なんです。

テレビや映画では、お金持ちが悪人として描かれて、貧しい正義の人が悪人に立ち向かう。
そんな構図が多いと思います。
あくまでも世の中の傾向の話ですが、
現実には、逆なことが多いのはないでしょうか。
お金を稼いでいる人は、本当にいい人、優しい人、社会に貢献する人が多いです。

士業というものは、その職責を全うするのが大事、お金儲けなんて考えては行けないんだよ。
そんな考えの人は、
一緒に働くスタッフ、自分の家族、その業界を駄目にします。
私達は儲けていいんです。幸せになっていいんです。
そして儲かる業界に人が集まってくるんです。
かつて漫才ブームが起こったときには、落語から漫才に人が流れました。
そして今、芸能人はテレビからYouTubeへと流れています。
そうなんです。
儲からない業界は、自然と衰退していきます。
人は豊かになる業界へと流れて行くんです。

お金は汚いもの、お金を儲けるのは卑しい、お金を儲けている人はズルいことをしている。
そんな考え方を持っていませんか。
はっきり言って、それも逆です。
お金を大切にする人、積極的にビジネスチャンスを掴む人、人の役に立っている人に、お金は集まってきます。
お金を無駄に使う。人の好意に対して遠慮してしまう。私利私欲に走ってしまう。
そんな人は、お金に嫌われます。

最後に残念なお知らせです。
士業でいくら頑張っても、お金持ちにはなれません。
えーじゃあ今までの話は何だったんだよ。
まあ聴いてください。
なぜかというとそれは仕組みの問題です。
士業は、時給労働なんです。
1回仕事をして報酬をいただく、
1回仕事をしてチャリン、1回仕事をしてチャリン
それの繰り返しです。
この状態は、ラットレースといって、ネズミが回し車をクルクル回している状態です。
回している間は、お金が入ってくるけど、回すのをやめたらそこで終了です。

顧客と顧問契約を結べる士業はまだいいと思います。
社会保険労務士さん、弁護士さん、税理士さん
土地家屋調査士のような顧問契約を結ぶ慣習のない業界では、
スポットの仕事をやり続ける他ありません。
ビジネスとして成功させるためには、その分も利益を出すことを考える必要があります。

1回仕事をすると、チャリンチャリンと何回もお金が入って来る。
そんな状況を作っていく、必要があります。
例えば、書籍や、NOTE、YouTubeで情報発信してマネタイズをする。
何か自分なりの商品を作って販売する。
正しい手法の投資で増やす力を身につける。
まずは、士業でしっかりと稼ぐ力を作って、そのあとは自分の商品をつくる投資をする。
そしてラットレースから抜け出す必要があります。

今、生活できているからそれで満足そう思うかもしれません。
しかし、人生100年時代です。
70歳まで仕事をしてもそのあと30年間、
お金に不安を感じるのか、楽しく生きていくかは今次第です。

士業で、ビジネスとしてしっかりと稼ぐ
そしてラットレース、時給労働から抜け出しましょう。

以上、参考にしていただければ幸いです。